Q&A

Q1  現在行政書士試験を目指そうとしておりますが、行政書士とはどのような資格でしょうか。弁護士は裁判、税理士・公認会計士は主として会計・税務申告、社会保険労務士は労働・保険関係とおおよそイメージできるのですが行政書士の場合よくわかりません。
A1 一言で申しますと、表現は乱暴ではあるものの、『街のなんでも屋』です。いろいろな表現もありますし、法的には行政書士法に記載されておりますが、その取り扱う業務範囲は広くて、法的に理解しようとしますと、漠然としており複雑でよくわかりません。許認可はもちろんその業務範囲ではありますが、むしろこのサイトで述べておりますように『街のなんでも屋』がより相応しい表現だと個人的には考えております。
具体的にもう少しイメージを明確化したい方は、あくまでも私の業務範囲ではありますが、このサイトの取扱業務をご覧になってください。なお、行政書士は業務範囲が広くその専門とするところは様々です。また、未知のだれも開拓していない業務も多数存在します。否、むしろ無限に存在するといえるでしょう。しかしこれから開業したいという方、試験を目指したいという方は、開業してどのような分野を目指そうとされるのか、明確化しておくべきとも考えます。試験と実務はだいぶ異なるからです。これから試験を目指す方は個人事業者の平均所得とユーキャンの受講人気度がありますのでこちらをご覧ください。

Q2 行政書士試験を目指しております。将来的にどのような業務を行いたいのか具体的な目標がなく、いまひとつ試験勉強に対するモチベーションが上がりません。行政書士の特徴といいますか、特長はどんなところにあるのでしょうか。

A2 行政書士はステータスも弁護士より低く、その意味で、マイナーなイメージを持ちつつ勉強をされている方もいらっしゃると思います。しかし実際に例えば許認可で申請により、あるいは会社設立で申請書類作成等により関わらせていただきますと、非常に感謝され、5年経とうと、10年経とうとも社長さんから忘れられることはないという基本的特質をもつわけです。年がら年中裁判をやっている方はいませんし、その点で行政書士は弁護士よりも、より身近な存在であると思います。また開業後は、如何に勉強努力をするかにかかっており、将来の自らの業務を構築することができますのでやり甲斐もあるでしょう。回答になっているか分かりませんが参考になれば幸いです。